学奨財団

奨学生のメッセージ

後輩にお奨めする理由(2026年掲載分)

後輩にお奨めする理由の図

I.Kさん(新潟大学医学部)

学奨財団は採用基準が非常に明確に示されているため、学業の成績に自信があり、奨学金による支援が必要な方は応募すると生活の支えになります。採用後は、高い志をもつ奨学生や支援者の方々と交流する貴重な機会もあり、人生の選択にとっても良い経験を得られます。

O.Kさん(東京科学大学物質理工学院)

自分とはまた違った様々なことに挑戦する同年代の学生の方々と交流することで、刺激が貰えて活力が湧いてくるため。また、社会で活躍する色々な企業の方のお話を伺える貴重な機会が設けられているため。

K.Yさん(大阪大学外国語学部)

どんな名門大学に入学したかが重視されがちな世の中ですが、学奨財団の選考では一体そこで何を学び、どんなことに力を入れているかが最も見られます。採用された同級生は、大学で本気で何かを学ぶ方しかおらず、学科内の小さいコミュニティでは決して得られない刺激をもらえることが魅力です。

K.Mさん(慶應義塾大学 学部掲載無し希望)

「選考過程」や「選考基準」を明確に公表している点です。応募書類で重視される項目や面接で見られる視点が事前に示されているため、不安にならずに済みます。自分の経験や目標をどう伝えればよいかを考えやすく、公平性が担保されています。応募の過程で自己分析が深まり、進路や将来像を見つめ直すきっかけにもなります。奨学金は努力している学生の背中を押してくれる制度です。興味を持ったなら迷わず挑戦してほしいです。

後藤 充希さん(東京科学大学理学院)

定量的な選考基準が設けられており、申請者の努力や実績が公正に評価されます。財団役員や関係者による手厚い支援体制に加え、様々な分野の専門家とネットワークを築く機会も豊富に提供されます。社会との連携を学ぶ上で、極めて有意義な経験となるでしょう。

K.Sさん(立教大学異文化コミュニケーション学部)

選考基準や応募状況、選考状況が常にウェブサイトで詳細に公開されるので、透明性が高く信頼できます。また他の奨学金との併用も可能なので、私は留学に行くにあたり経済的にとても助けられました。他の多くの奨学金と違う点は、金銭的な支援を受けながら、同時に他の奨学生や企業の方々との交流を通して多様な人とのつながりを作ることができる点だと考えます。

S.Kさん(北海道大学医学部)

第一に、他の団体と比べて選考基準や過程が明確な点です。そのため、自分の得点を事前に計算して採用の可能性を把握し、小論文や面接にも十分に対策して臨むことができました。第二に、応募の時期が大学2年生である点です。1年生の頃は授業やサークルなど新しい環境への適応で精一杯でしたが、大学生活に慣れ、余裕をもって応募を検討できました。

S.Kさん(聖マリアンナ医科大学医学部)

少人数であることで奨学生同士や企業人との交流が密になり、深い学びや人脈形成につながります。また、一人ひとりに目が届く環境の中で手厚い支援を受けられることも大きな利点です。

須摩 思絵留さん(九州大学法学部)

財団の役員や選考委員の方は多様な経歴を持つ方が揃っており、奨学金を得るだけでなく、自らの知見を広める上でとてもいい環境だと思います。また、選考面接時にもやさしく落ち着いた雰囲気でこちらが緊張せずに話したいことを話せるよう促してくれたのも大変ありがたかったです。自分のやりたいことや将来の目標への道筋をしっかり説明できる力のある学生さんには、ぜひおすすめしたいと思います。

S.Kさん(大阪大学法学部)

まず、選考基準がはっきりとしている点です。所得制限から、学内での成績、小論文の評価、そのような基準が明確かつ点数として数値化されています。自身に内定が出にくいものに時間を割くのは煩わしいかもしれませんが、学奨財団の応募は自分の立ち位置がはっきりとわかる点で優れています。もう1点は、選考基準に日本国籍者であるという条件がないところです。他の民間支援の奨学金ではこの要件を付すところが多くあります。

横山 真白さん(早稲田大学人間科学部)

選考は多様な企業や職種の選考委員の方々との面接等であり、そのような方々に奨学生に選んでいただいたということが、自信につながります。採用後には交流会が設けられており、異なった学問分野で学んでいる学生同士で交流できることが刺激になります。また、サポーターや選考委員の方とも交流でき、色々な職種の方々からお話を聞くことができるのはとても貴重で有意義な機会となります。

龍 歩未さん(東京外国語大学国際社会学部)

選抜基準が明確で、応募者にとって公平かつ透明性の高い奨学金です。返済不要、併給可である点も魅力的です。財団としては多様性を重要視しており、選考に偏りが少ないだけでなく、採用後も様々な分野の方々との交流が可能です。多様な企業人との交流を通じて、将来につながる学びや人脈を得ることができます。

I.Mさん(早稲田大学国際教養学部、2期生)

具体的な選考基準が公開されており、成績・単位数・小論文・学業活動など総合的にバランスよく評価してくれる透明性と公平性が良いです。また、奨学生として選定後は交流会で優秀な奨学生や様々な企業の方と交流できる機会があるのが刺激になります。また、facebookや不定期イベントなどの参加もできるので新しいことに挑戦できる機会が多いです。

E.Tさん(同志社大学経済学部、2期生)

選考時には公開情報が多いため、安心して申し込みができます。自分は小論文以外の点数が前年度の平均より低かったので、小論文に多くの時間をかけることで面接の機会を得ることができました。さらに採用後には様々な業界の方々との繋がりが得られる点でおすすめです。実際にキャリアに悩んだ際には親身に相談に乗っていただき、すごくありがたかったです。

S.Aさん(慶應義塾大学 学部掲載無し希望、2期生)

選考基準が明確であり、また他の奨学金と併用できるため、経済的な負担を軽減しながら学業に専念できます。何よりの魅力は、分野を超えた同世代の仲間や、財団に関わる多様な方々と交流する機会があることです。こうした出会いが、将来の可能性を広げるきっかけになると思います。

後輩にお奨めする理由(2025年掲載分)

有力企業などで仕事をしている、財団役員等や協賛社/賛助会員などのサポーターの方々と会話・交流する機会をもてることは、前年に続いて大勢が挙げた理由です。
今回は、意欲的な多様な奨学生と会ってモチベーションを高められること、そして、面接での選考委員とのフランクながら充実したやりとりを高く評価する声が目立ちました。
明確な選考基準、前年の選考結果の公開情報が、応募する際の参考になるとの指摘も多いです。
2期生12人、そして前年と異なる新たな文章を書いてくれた1期生2人、計14人の個別メッセージを以下に示します。

I.Mさん(早稲田大学 国際教養学部)

学奨財団は選考プロセスが明確で透明化されている上、さまざまな視点から評価がなされるので、公平な条件下での審査を受けられます。また奨学生決定後には財団ゆかりの有識者などによる手厚いサポートやイベントへの参加が可能なので、ここでしかできない社会経験が可能です。そういった行事を通して奨学生同士のつながりも深まりやすいので、奨学生のチャンスをよく広げてくれる財団だと感じます。

I.Sさん(東北大学工学部)

1年生のうちは大学生活に慣れ、サークル等に参加し、アルバイトをし、と多忙であることが多いため、2年生から応募できる点は気持ちが非常に楽です。さらに強制的にやらなければならないタスクもあまりないため、勉強と両立しやすいです。以上2つの理由により、応募してみる価値はあるかと思います。合格すれば交流会を通してたくさんの人の夢や、仲間の努力している姿勢を知ることができ、刺激にもなります。

E.Tさん(同志社大学経済学部)

公開情報が多い点です。公開情報からは、配点、昨年の選考結果、小論文についてのQ&A、先輩へのインタビューなどさまざまな情報を把握することができ、応募するにあたって参考にできるものが多いです。自分は小論文以外の点数が前年度の平均より低かったので、小論文に多くの時間をかけることで面接の機会を得ることができました。

S.Aさん(慶應義塾大学学部掲載無し希望)

財団の役員・選考委員・サポーターの方々には、様々な分野の方がいらっしゃり、奨学生一人一人と向き合ってお話ししてくださります。奨学生も様々な学部の方がいらっしゃり、普段はできないような交流をすることができることが魅力であると感じております。また、具体的な選考基準が公表されているため、安心して応募することができると思います。

K.Aさん(国際基督教大学教養学部)

一次審査の主な評価対象が一年時の成績と小論文となっており、大学での学業に励んだ学生にとって、自分の努力が評価される選考になっている。また、幅広い業種や職種の人生の先輩方からご意見を伺うことのできる機会が多く設けられている。有名企業に務められている方の生の声も聞くことができるので、将来のビジョンも描きやすく、貴重な経験になる。

K.Kさん(日本大学芸術学部)

第一に、選考基準が明確である点が挙げられます。昨年の採用者の属性、小論文における配点まで公開されており、自分の採用可能性やどのような準備が必要か等を事前に把握できました。第二に、奨学金に対する価値観が非常に柔軟である点です。本奨学金は返済不要かつ他奨学金と併用可能であり、また「大学生は学費や生活費に限らず様々なことにお金が必要であるため、奨学金の使途は確認しない」と明言されているのが印象的でした。

C.Yさん(神戸大学経営学部)

選考基準が明確なので、これまで頑張ってきたことが正当に評価される安心感があります。また、面接は堅苦しいものではなく自分の考えや活動をリラックスして話すことができる点がすばらしいと感じました。リアル交流会も各業界で活躍されている方と深く話す機会があり、とても有意義なものだと感じました。

林 佳代子さん(京都大学理学部)

他の学生やサポートしてくださる方々との交流から刺激を受けられる。交流会でのお話などで自分の将来について考え方から見直すきっかけが得られる。

H.Kさん(早稲田大学基幹理工学部)

同じ世代の、やる気に満ち溢れた方々と出会うことでより一層気持ちを引き締められることや、さまざまな業界でご活躍なさっている方々のお話を聞くことで気づきを得ることができる。

M.Aさん(慶應義塾大学法学部)

学奨財団の奨学金は、選考基準が明確であるため、「なぜ落ちたのかがわからない」という状況になりにくいという点でおすすめです。また、奨学生として採用していただいた後は、交流会を通じて財団の役員・選考委員の方やサポーターの方と実際に繋がることができます。交流会に参加している方の属性は多岐にわたるため、自分と似たような境遇の方にもきっと出会えると思います。

M.Nさん(慶應義塾大学法学部)

具体的な選考基準が公表されているので、大学の成績などを見て自分にチャンスがあると思えば応募してみる価値があります。また、財団の役員・選考委員や協賛している方や企業には有名な方が多く、そうした方々と実際に会って交流できるのは2年生の私たちにとっては大変貴重な機会だと思います。私自身、交流会で色々な方とお話しすることができ、大変勉強になりました。

Y.Mさん(明治大学国際日本学部)

選考の基準に透明性があることと、面接をしてくださる方々が多様な分野の専門家である点、奨学金が一つのコミュニティとなっている点が、この奨学金の魅力だと感じています。入学してから大学の学習でどのようなパフォーマンスをしてきたかだけでなく、小論文で自分の考えを伝えることができそれを評価していただけるのは、とても貴重な機会だと思います。また、面接の際には文理を超えて、国内外で活躍していらっしゃる方々に自分自身を表現し、質問で深掘っていただけます。さらに、選ばれてからはそのような方々に加え、同年代で一人一人自分の興味関心に熱心に取り組んでいる奨学生ともつながる機会があり、「お金の支援で終わらない」点がこの奨学金の強みであり特色であると考えます。

A.Kさん(東京大学教養学部、1期生)

他の給付型奨学金との併用可能であること、選考ステップがシンプルで簡単であることに惹かれて学奨財団に応募しましたが、採用され奨学生として活動すると、魅力はそれだけにとどまらないことに気付かされました。私が特に魅力的だと感じたのは、毎年9月に行われる対面での交流会です。この場では、他の奨学生はもちろん、財団を支援する様々な社会人の方と交流を深めることができ、視野を広げる良い機会となっています。

K.Nさん(同志社大学商学部、1期生)

財団の役員や選考委員、サポーターには有名企業の方々が多く、そうした方々と直接交流できるのは、2年生秋からの社会勉強として非常に有意義です。財団を通じて得られる学びやネットワークは、将来の就職活動に大いに役立つと考えています。早い段階でこうした経験を積むことで、業界の知識や人脈を広げ、自身のキャリア選択の視野も広げられる点は大きな魅力だと思います。

後輩にお奨めする理由(2024年掲載分)

第1期奨学生の10人の多くは、学奨財団をお奨めする理由として、有力企業などで仕事をしている、財団役員等や協賛社/賛助会員などのサポーターの方々と会話・交流する機会をもてることを挙げました。明確な選考基準によって、求められる人物像が分かりやすいとの指摘も複数ありました。10人の個別メッセージを以下に示します。

A.Kさん(東京大学教養学部)

まず、金銭的な面としては、返済不要かつ他の奨学金との併用が可能であることは大きな利点と言えます。給付された10万円の使途も定められていないため、自分の学びのために自由に役立てることができます。さらに、財団の交流会を通じて、社会の様々な分野の第一線で活躍されている方々からお話を伺ったり、自分の進路について相談したりすることができるのも大きな魅力の一つです。様々な側面から私の学びの扉を開いてくれる学奨財団を、私は自信を持ってお奨めします。

A.Rさん(大学・学部の匿名希望)

ホームページに公開されている情報が多く、どんな団体がどんな奨学生を求めているのか分かりやすかったことが応募の決め手でした。また、一次選考で提出するフォームが簡単なものだったので、もし受からなくても損失感が少ないことも応募の理由でした。奨学生となってからは、役員の方や他の奨学生との交流の場があるので、学奨財団にしかない出会いや経験を得ることができるのでおすすめです。

梅ヶ枝 桜さん(国際教養大学国際教養学部)

明確な選考基準や小論文の指示があって「どのような人物が求められているのか」がわかりやすかったのが印象的でした。また、奨学生となったあとのサポートが充実しているのがいいと思います。交流会を通して他の奨学生や社会人の方と話す機会があったり、キャリア形成のサポートもしてくれるみたいで、ただの奨学金給付で終わらないという点においてお奨めします。

K.Aさん(名古屋大学法学部)

具体的な選考基準が公表されている他、応募状況・選考状況について随時HP等で公表されることが挙げられます。このため、応募の時点で自身の合格可能性を推し量ることが可能であるほか、選考においていま自分がどのステップに立っているのかが分かるため、選考のための準備にも力を入れやすいです。また、2023年度に1期生が採用された、かなり新しい財団であるため、多くの事業が奨学生の意向等を踏まえながら実施していただけることがあります。

K.Tさん(国際基督教大学教養学部)

私が思う本財団の最大の魅力は、奨学生のみならず選考委員や協賛会社等、普段では関わることのない社会人の方々と交流できる機会がある点です。私は先日の交流会を通して、大学では学べないような人生のヒントを得たり、社会人の方々とお話しさせていただいたりと、非常に貴重な社会経験をさせていただきました。大学生活やインターン等とはまた異なる経験を学生のうちに積むことは、とても意義のあることだと改めて感じました。

K.Nさん(同志社大学商学部)

第一に具体的な選考基準が公表されていることが応募する上での大きなポイントでした。そのため選考対策もしやすかったです。また財団の役員・選考委員やサポーターには有名企業の方も多く、将来のキャリアを考える大学生活において、そのような方たちと交流できるという点がとても魅力的に感じました。

S.Dさん(東北大学農学部)

学奨財団の選考委員や役員の方々は、実際に様々な企業で活躍されており、現代的な視点とフレキシブルな価値観をお持ちです。そのため奨学生の考えとしっかり向き合い理解しようと努めてくださいます。そのような選考委員の方々が選考を行うことだけでなく、合格後も交流会等を通して、役員を含めた幅広い社会人の方々と、実際に関わりを持つことができることが、学奨財団の奨学金の最大の魅力です。

H.Tさん(東北大学経済学部)

選考基準が、大学名よりも、1年生の成績や単位数にウェイトが置かれているので、指定校推薦式の奨学金とは異なり、大学入学後にも自分次第で奨学金を得られる可能性がある、良い奨学金だと思います。また、交流会は、年齢・職種に関わらず様々な方とお会いでき、非常に意義あるものです。とりわけ、インターン等「会社の人」としてではなく、「一個人」としての皆様とお話しすることができると強く感じます。

M.Mさん(明治大学農学部)

私は、学奨財団が「日本における奨学生・奨学金給付団体へのイメージ」の変革に取り組んでいることに惹かれ、応募することを決めました。学奨財団では奨学金の給付だけでなく、多様なサポーター企業の方々や他の奨学生との交流機会が設けられています。これまで何かに対して真剣に取り組んだ経験のある方、大学での日々の講義を大切にされている方、新たな発見を求めている方に積極的な応募をおすすめします。

宮原大知さん(東京理科大学創域理工学部)

学奨財団では、奨学金だけでなく様々な企業でご活躍されている方々との交流、人脈を提供して下さいます。その点で他の奨学支援団体とは一線を画すものがあり、経済的援助と社会経験の両方を同時に得られる一石二鳥な団体というのが私の率直な印象です。優秀な大学生と知り合える機会でもあるので是非奨学生にご応募ください。奨学生としての経験が将来に向けて大きな武器になることを保証いたします。

自己紹介(3期生)

3期生の自己紹介文を以下に示します。どのような学生が合格しているのかを知ることは、応募検討者が小論文(テーマは「私のガクチカと社会」)の構想や面接を準備するうえで役立つ可能性があります。

I.Kさん(新潟大学医学部)

幼少期からの目標である医師を目指し、医学を学んでいます。2年次の今年からは本格的に医療に関する講義が始まり、人体の構造の複雑さと精巧さや命の尊さを学んでいます。2025年の夏休みは、 東南アジアの大学で実習を行い、東南アジアの文化や医学について学びました。学外では、医療系の災害ボランティアサークルに所属し、発災時の対応マニュアルの作成を行なっています。趣味は音楽鑑賞です。

O.Kさん(東京科学大学物質理工学院)

大学では主に物理化学を学んでいます。医療に工学的アプローチで関わりたく、生体材料という分野に興味があります。文系職にも興味があり、長期インターンでは学生のみで店舗運営するキャリア支援カフェにて企業様と学生の仲介者として日々お客様のキャリアの選択肢を広げる手助けをしています。2025年現在は店長代理として店長をサポートしながら、店舗を活性化するための施策を主体的に考えることにやりがいを感じています。

K.Yさん(大阪大学外国語学部)

アラビア語を専攻しています。人生で初めてアラビア書道を見たときにその美しさに魅了されました。実用性や生産性ではなかなか語りにくい分野ですが、同時にまだまだ掘り尽くされていない分野でもあります。「ソト」の人間である私が、彼らの文化に関心を持ち掘り下げていく。そこから何か新しいことができるのではないかと思っています。

K.Mさん(慶應義塾大学 学部掲載無し希望)

高校3年間、ある生物の研究を行ってきました。当時は研究者を目指していましたが、現在は他の道も見てから研究の道に進もうと考え、多くのことにチャレンジしています。具体的には教育系の起業やインターンなどで、特に営業系のインターンに興味を持っています。新しいことを知ることが大好きなので、これからも様々な分野で挑戦を続け、成長していく自分自身に出会いたいです。趣味は睡眠とギターで猫が大好きです。

後藤 充希さん(東京科学大学理学院)

旧東工大で、主に物理の勉強をしています。ブラックホールやガンマ線バーストなど未知の天体現象に興味を持っています。物理で、人類が抱える問題に革新的な解決策を見出したいです。普段は、天文研究部とコーヒーサークルでのんびり過ごしています。中学高校ではテニス部とJAZZ研究部に入っていました。2025年8月10日から約50日間、米国のジョージア工科大学で医療デバイスに関する研究インターンに取り組みました。

K.Sさん(立教大学異文化コミュニケーション学部)

中国や韓国、シンガポールなどのアジア圏をはじめ、ウクライナやクロアチアなど様々な国の留学生とともに、日々異文化について学んでいます。2025年9月にはデンマークでの交換留学が始まり、現在コミュニケーションについて学んでいます。自分自身が”外国人”になり、まっさらな立場から新しい価値観に触れる感覚がとても好きです。

S.Kさん(北海道大学医学部)

国際貢献に関心があり、医師として世界中に医療が適切に行き届くように活動することが私の目標です。大学で「新渡戸カレッジ」というカリキュラムに参加して、問題解決能力やリーダーシップを培っています。部活動・サークルで水泳に取り組んでおり、東日本医科学生総合体育大会でのベスト更新を目指して練習に励んでいます。趣味は旅行です。

S.Kさん(聖マリアンナ医科大学医学部)

私は医師を志して医学を学んでいます。様々な疾患を学んで、大変充実した日々を送っています。難しい内容もありますが、学べば学ぶほど面白く、やりがいを感じています。特に消化器に魅力を感じており、問診だけでなく、内視鏡やカテーテル治療、画像診断など、数多くの診断方法がある点に惹かれました。将来は、患者さんに信頼される医師になれるように頑張ります。

須摩 思絵留さん(九州大学法学部)

法学の中でも企業法務分野に関心を持っており、将来は企業弁護士になることを目標に司法試験の勉強に取り組んでいます。2024年は九州大学主催の模擬裁判に参加し、民事訴訟の原告弁護を行いました。弁護士の方にご指導いただきながら実務的な知識を学ぶという貴重な経験を経て、法学の知識だけでなく語学力とコミュニケーション能力の向上にも努めたいと感じている次第です。趣味は映画・ミュージカル鑑賞です。

S.Kさん(大阪大学法学部)

大学では民事系のゼミに所属し、特に契約法や民事訴訟法を学習しています。また、経済学や歴史学にも関心があり、様々な授業が履修できる環境を利用して、法学以外の幅広い分野に触れています。そして、サークルは国際法研究会に所属し、国際法の模擬裁判や自主研究を通じて理解を深めています。2025年は難民の法的な保護に関してチームで、研究に取り組んでいます。趣味は、ダンスやお菓子作り、読書と多岐にわたります。

横山 真白さん(早稲田大学人間科学部)

公認心理士の資格取得を目指し、大学では心理系の講義を中心に勉強しています。現在は、特に子どもの心理分野に興味があり、学部卒業後は大学院への進学を考えています。将来は、子どもを対象としたカウンセラーの仕事に就きたいと考えていますが、一般企業への就職も視野にさまざまな学問領域に興味・関心を持って学びを進めています。バンドサークルに所属しており、趣味は歌を歌うこと、サックスを吹くことです。

龍 歩未さん(東京外国語大学国際社会学部)

アフリカの多様性と可能性に関心があり、大学ではスワヒリ語やアラビア語などの語学、国際関係、地域研究を学んでいます。「アフリカ・農業・地方創生」の視点を組み合わせた研究を進め、持続可能性と人々の幸福を両立する社会を実現するという目標があります。サークル活動では環境問題や教育支援に取り組み、実践的な学びを大切にしています。今後は海外への留学やインターンを通じて、学びをさらに深める予定です。

自己紹介(2期生)

2期生の自己紹介文を以下に示します。2期生は3年生となりました。
学奨財団に採用された奨学生が3年生になって、どのような学生生活を過ごしているかについて知ることは、応募検討者が小論文(テーマは「私のガクチカと社会」)の構想や面接を準備するうえで、また自身の大学生活の今後を考えるうえで、役立つ可能性があります。

I.Mさん(早稲田大学 国際教養学部)

グローバルに学問を深めたいという思いから、全授業を英語で受講できる学部に通い歴史学を専攻しています。さらに専門的に西洋史を学ぶため、2024年から1年間、英国の大学の歴史学科に留学しました。現地では膨大な文献を読み込み、長文レポートを英語で執筆し、教授と一対一で議論を重ねるなどのハードワークに取り組みました。また、美術館で学芸員の方から作品の取り扱いを学ぶなど研究に関連する課外活動にも励みました。。

I.Sさん(東北大学工学部)

Blue whirlという炎の形をきっかけに火炎に興味を持ち、専門の研究所がある東北大学で勉学に励んでいます。また、大学3年の夏まで所属していたロケット製作・打上サークルにて、小中学生向けに宇宙教育ボランティアを行う部門を仕切り、ペットボトルロケット教室などを通して宇宙の面白さを伝えていました。2025年夏に行った引退前最後のロケット打上では、惜しくもパラシュートのトラブルで機体の完全回収とはなりませんでしたが、この悔しさを活かして今後とも工学を学んでいくつもりです。

E.Tさん(同志社大学経済学部)

大学では統計学の理論を学んでおり、この延長で統計検定準1級を取得しました。課外ではIT企業のインターンでアプリ開発を行なっています。将来的には、データとシステムの両面から長時間労働問題の解決に繋げたいと考えています。2025年の夏休みにはこれまでの経験を活かし、友人とWebアプリのリリースを企画しています。この機会を通じて、実社会でのニーズを計りたいと考えています。

K.Aさん(国際基督教大学教養学部)

教養学部の自由さを活かし、メディア系の授業を基軸に、多岐に渡るジャンルの学問に挑戦しています。今までの大学生活を通して、学問は義務ではなく人生をより謳歌するための相棒であることに気づき、大学生である今しか出来ない経験を積む毎日です。文学の授業に感化され短歌を詠み始めたり、仏教の授業が思いの外楽しくその歴史を調べ出すなど、尽きない好奇心を糧に研鑽を続けています。

K.Kさん(日本大学芸術学部)

子ども達に居場所を贈るための活動を積極的に行っています。物理的なアプローチとして、放課後の学校で自習室を開放し生徒一人ひとりの学生生活を支援するアルバイトに勤めています。また精神的なアプローチとして、子ども達の心の拠り所となる文芸作品の創作に励んでいます。大学ではDTP編集や小説創作を専攻しており、デザイン力・文章力の向上に努めています。趣味は料理と音楽を聴くことです。

S.Aさん(慶應義塾大学 学部掲載無し希望)

免疫学をはじめとする生命科学に強い関心があり、大学では生物学と情報学を幅広く学んでいます。将来は、さまざまな疾患の治療薬や治療法開発に貢献したいと考え、研究者を目指して日々研究に取り組んでいます。2025年夏は、2型炎症疾患の研究を行うため、スイスへ研究留学しました。2025年9月に学部を早期卒業し、10月に大学院修士課程に飛び級で進学しました。

張 優心さん(神戸大学経営学部)

私は神戸大学でファイナンスを専攻しており、2025年9月からアメリカのワシントン大学に1年間の交換留学をしています。経営学の理論を実際のビジネスに応用する形の授業を多く履修し、今は友人とゲームの会社立ち上げに向けて尽力しています。課外ではバンド活動に勤しみ、2026年に曲をリリースするため練習に励んでいます。

林 佳代子さん(京都大学理学部)

大学では特に生物学を学んでいます。生き物の柔軟でダイナミックな仕組み、魅力をたくさんの人に感動をもって伝えることで、普段の生活をより豊かに楽しくできる人になりたいです。現在は酵母を用いてDNA関連の研究を進めたり、友人と研究デザインに関する自主ゼミをしたりしています。アルバイトで京都食文化の観光ガイドをしています。趣味は空手と読書です。

H.Kさん(早稲田大学基幹理工学部)

現在の目標は金属材料の研究者になることです。教育にも興味があるため、これらを両立できる大学教授になることを目標に、大学での勉強はもちろん、サークル活動(構造設計)や英語学習に励んでいます。広い視野を持ち、とことん自己を分析することを信条としています。海外大学院での博士号取得にも興味をもっており、様々な機会を活かせるよう常にアンテナを張っています。趣味はおいしいものを食べることです。

M.Aさん(慶應義塾大学法学部)

法学部法律学科で法曹を目指して勉強をする傍ら、目の前のチャンスに飛び込む姿勢を常に忘れず、大学生活を通じてたくさんのことに挑戦してきました。2025年の挑戦は、新設サークルの代表を務めたことです。このサークルは66日間慶應義塾の学生だけで海の家を経営することを活動内容としています。140名を抱える大規模な組織かつ2025年が初めての活動ということで、悪戦苦闘の毎日でしたが、実践的に経営やマネジメントを学ぶことができました。

M.Nさん(慶應義塾大学法学部)

小学生の時に読んだ日本国憲法前文に魅了されてから、法曹家になることを目指しており、3年次をもって学部を早期卒業後、2026年春から法科大学院に進学予定です。ゼミでは民事訴訟法を学び、手続き法の視点から裁判実務を考える面白さを感じています。また、法律は日常と密接に関わる分野であることから、法整備にも興味があります。大学院進学および司法試験合格という次の目標に向け、勉強に取り組んでいます。

柳澤 舞耶さん(明治大学国際日本学部)

大学では、社会科学領域を中心に学びを深めています。2つのゼミに所属しています。1つはリベラルアーツの観点からディスカッションをするゼミ、もう1つは広告の統計分析研究を行うゼミです。課外活動としては、長期インターンや国際プログラムへの参画、国際NGOで女性の権利向上に尽力しています。

自己紹介(1期生)

1期生の自己紹介文を以下に示します。1期生は4年生となりました。
学奨財団に採用された奨学生が4年生になって、どのような学生生活を過ごしているかについて知ることは、応募検討者が小論文(テーマは「私のガクチカと社会」)の構想や面接を準備するうえで、また自身の大学生活の今後を考えるうえで、役立つ可能性があります。

A.Kさん(東京大学教養学部)

大学では文化人類学を専攻し、パレスチナのことや2024年にフィールドワークをしていた障害者施設のことを念頭に置きながら、他者の苦しみへの責任について考えています。2026年からはテレビ局の記者として働く予定で、暴力や孤立に関する問題を中心に取材したいと考えています。中東地域やイスラーム世界にも強い関心があり、2025年2月に笹川平和財団のプログラムでイランを訪れました。趣味は、映画鑑賞と旅行です。

新井 るみあさん(立教大学 経営学部)

大学では国際経営学を専攻し、英語でマーケティングやマネジメントを学んでいます。2025年7月までスウェーデンの大学に1年間交換留学をしていました。現在は、母が経営する会社のウェブ制作やパンフレットのデザイン、商材を撮影し、SNSを運用しています。今後は多くの展示会が控えているため、商談に持ち込めるようなPR力を磨きたいと思っています。趣味はバックパッカーの旅とシュノーケリングです。

梅ヶ枝 桜さん(国際教養大学国際教養学部)

大学では、秋田県の地域発展に関心を持ち、地域発展に関する授業を履修したり、地域連携サークル「会う輪」で地域の方々とイベント企画や支援活動に取り組んだりしてきました。3年次はスペインへ一年間留学し、多文化の中で貴重な経験を積みました。今後の進路としては、秋田にとどまり、秋田と世界がつながる会社に就職しようと考えています。趣味はドライブ、山登りなどの自然アクティビティ、DIYです。

K.Aさん(名古屋大学法学部)

大学では特に法学系の科目を中心に履修し、将来は法律系とりわけ法曹になることを目指しています。「名古屋大学学生法律相談所」という大学公認サークルに所属し、定期的に一般の市民の方々の法律相談を受けることで、学習内容の定着のほか、実務に近い経験を多く積むことで、将来に活かすこともできるだろうと考えています。趣味は音楽で、主にギターを弾きます。歴は5年くらいで、アコースティックもエレキも弾きます。

河野 朋佳さん(国際基督教大学教養学部)

大学ではリベラルアーツ教育を通じて幅広い学問に挑戦し、その中で人類学を専攻しています。現在は、人々の動物観や動物倫理の観点から、日本におけるペットの生体販売や殺処分の問題について探究しています。また、サステナビリティにも関心があり、食品の環境貢献度を可視化するベンチャー企業で3年間インターンに取り組みました。卒業後は、総合商社に勤務予定です。

古賀 菜々子さん(同志社大学商学部)

マーケティングを専攻し、身近な疑問から消費者心理を研究しています。2024年10月には日本マーケティング学会で「キャンペーン手法の違いによる購買行動の変化」を共同発表し、U24ベストポスター賞を受賞しました。また、入学広報アンバサダーとして広報活動にも力を注いできました。2026年春からはグローバルアパレル業界に進み、将来的にマーケティング領域から価値創造に携わることを目指しています。

S.Dさん(東北大学農学部)

幼少期から大好きだった映像に関わり、その力で人の心を動かしたい、大学一年生の頃にこの想いを抱き、映像に関わる仕事を志し進んできました。その過程で、農学部から文学部哲学専修への転学部を実現させました。そして2025年、広告映像の制作会社への就職が決まり、夢の実現にまた一歩近づきました。これまでの学生生活においてはゴスペルサークルの活動や長期インターンに打ち込み、現在は卒論に向けた研究に励んでいます。

H.Tさん(東北大学経済学部)

私はデータサイエンスのゼミに所属し、Rという統計分析ソフトを使用しながら、計量経済学の理論、そしてデータサイエンスの経済学での応用を勉強しています。将来はこの領域で研究者として社会貢献すべく、2026年度から大学院に進学し、修士課程を1年短縮して早期卒業する制度を利用します。また、家庭・こどもの貧困問題にも深い関心を持っており、現在はその支援を行うNPOでのアルバイトを通じて現場の理解を深めています。

M.Mさん(明治大学農学部)

大学では農業経済学を専攻し、所属ゼミでは統計ソフトRやマーケティングを勉強しています。これまでに、ベトナムでのインターンシップや内閣府による韓国への派遣、カリフォルニア大学デービス校への交換留学などを経験しました。2024年は、学生生活で得た学びや思いを形にするべく、起業に挑戦しました。現在は、自社の事業を進めるとともに、農業DXを支援する会社のWebサイトのデザイン・運用を担当しています。卒業後はコンサル会社に勤務予定です。

宮原大知さん(東京理科大学創域理工学部)

小学生の頃に小惑星探査機「はやぶさ」のニュースを見て宇宙にあこがれを持ち、以来宇宙産業に携わることを目指して学業に勤しんでおります。大学では鳥人間サークルに所属し、2024年、25年には鳥人間コンテストに出場しました。趣味はテニスや映画鑑賞などです。卒業後は人工衛星に搭載するソフトウェアを開発するエンジニアとして活躍すべくスキルアップしていこうと考えています。

 

インタビュー
[第3期]

材料化学を学び、文化祭やキャリア支援の運営に従事
  • 話し手|答東京科学大学物質理工学院 2年 O.Kさん(匿名希望)
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
東京科学大学物質理工学院のO.Kさん

話し手である
東京科学大学物質理工学院のO.Kさん

  1. 東京科学大学(2024年10月に東京工業大学と東京医科歯科大学が統合)の物質理工学院は、学部の名前でもあるのですね。その特色について、また何を学んでいるか、説明してくださいますか。
  2. 東京科学大学の物質理工学院では、化学を中心に幅広い学問について学びます。1年次では他の学院の方々と一緒に専門に縛られない一般教養を学び、2年次以降でセラミックスなどについて学ぶ材料系と、化学をより深めて学ぶ応用化学系に分かれて各々専門的な科目を学びます。私は前者の材料系を専攻しています。
  3. 学びが大きい科目では、どのようなことが印象に残っていますか。
  4. 2年次の前半に学んだ量子化学では、量子力学の一見不可解に見える現象を数式で明快に説明できるのを実感したことが特に印象的でした。
  5. 生体材料に興味があるそうですね。それはどのようなものですか。興味をもったきっかけ、そしてどのように研究したいのか、教えてください。
  6. 生体材料とは、体内の失われた機能などを生体と直接接触させることによって補う役割を果たす材料のことで、人工血管などが例に挙げられます。生体材料に興味を持ったのは、工学的なアプローチで医療に関われる点が魅力的に感じたためです。幼い頃から身近な病や怪我などがなぜ生じるのかに興味があり、自然と医療が好奇心の対象になっていました。社会の需要と自分の興味のバランスを保ちながら研究していきたいです。
  7. 大学の文化祭の運営に携わっているのですね。どのような仕事をしているのですか。
  8. 大学の文化祭を運営する日の様子
    学園祭に出演してくださるタレントやアーティストの方が出演するイベントの舞台の準備を、照明業者やタレントが所属する事務所と協力して進める仕事をしています。提供した写真に写ったロゴの通り、東京工業大学時代の名前を「工大祭」と継承し、11月初旬に大岡山キャンパスで開催しています。
  9. 軽音サークルでの演奏写真を提供してくれました。楽器、ジャンル、演奏場所はどんな感じですか。
  10. 軽音サークルでの演奏する様子
    普段はギターボーカルを担当しています。ジャンルとしては日本のロックバンドを広く浅くカバーしています。主に大学の講義室や、都内のライブハウスで演奏することが多いです。
  11. 一方で、キャリア支援カフェの店長代理をしているそうですね。どこにあって、お客さんは誰ですか。どのようなことにやりがいを感じていますか。
  12. キャリア支援カフェでの様子
    民間企業が国内に20店舗を運営するカフェの一つで、「東京科学大学前店」は大学のすぐ横にあります。大学生限定のカフェなので、東京科学大の大学生がメインのお客さんです。自分が企業さんと学生さんの出会いを仲介する立場として、学生さんの将来の選択肢を広げられる部分にやりがいを感じています。
  13. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
国境なき医師団での活動を目指し、医学や英語を学ぶ
  • 話し手|答北海道大学医学部 2年 S.Kさん(匿名希望)
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
北海道大学医学部 2年 S.Kさん

話し手である
北海道大学医学部のS.Kさん

  1. 北海道大学医学部では、どのようなことを学んでいますか。
  2. 私は現在、2年1学期から3年1学期を履修期間とする基礎医学コースに所属しています。このコースでは、「病気は正常が変化したものであり、病気の理解は正常の理解に支えられる」という考えのもと、人体の正常構造、分子・遺伝子レベルの生命現象、病気にかかるプロセスを学習します。2年生前期では、主に解剖学や組織学など、人体の構造について、実習も交えながら勉強しました。
  3. 学びが大きい科目では、どのようなことが印象に残っていますか。
  4. 一番印象的だった科目は、解剖学実習です。1学期を通じて、御献体を丁寧に解剖ました。講義で学んだことを、実習を通してじっくりと確認していく過程は非常に興味深く、人体の緻密な構造に感動しました。
  5. 参加している「新渡戸カレッジ」とはどのようなもので、何を学んでいるのですか。
  6. 北海道大学の前身である札幌農学校2期生、教育者、農学者で、5000円紙幣の肖像になった新渡戸稲造(にとべ いなぞう)先生を冠したカリキュラムです。先生を「全人教育」の規範とし、将来のリーダーを育成します。ゼミでの活動では、グループワークを通して、日本の防衛問題や日本人留学生の課題などの解決に向けて議論して発表しました。
  7. ニュージーランドのオークランド大学付属の語学学校でも学んでいたのですね。
  8. ニュージーランドにあるオークランド大学付属の語学学校ELAでの様子
    ニュージーランドを選んだのは、様々なアクセントの英語に慣れ、多様な文化に慣れ親しむことを意識しました。将来の目標である「国境なき医師団」で活動する上で役立つと考えています。
  9. 一方、部活動は水泳ですね。どんな泳法で、どの水準を目指しているのですか。
  10. 東日本医科学生総合体育大会(東医体)の様子
    50m自由形を専門に練習しています。この種目は初心者から挑戦できる反面、上級者のレベルが非常に高い難しい種目です。自分の目標を25秒台に設定して練習を続けています。これは東日本医科学生総合体育大会(東医体)で入賞する可能性がある水準です。
  11. 医学部を卒業した後の目標を教えてください。
  12. 最終的な目標は、「国境なき医師団」の一員として、医療が適切に行き届いていない地域で活動することです。医師として活動する中で、医療を通じた平和構築に貢献できたらいいなと考えています。これを実現するために、卒業後の初期研修を終えたら、救急救命科の医師として研鑽を積もうと考えています。加えて、卒業後に活用できるように、英語の勉強には、大学在学中から、より一層力を入れていきます。
  13. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
アフリカを学び、環境系サークルやNGOでも活躍
  • 話し手|答東京外国語大学国際社会学部 2年 龍 歩未さん
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
東京外国語大学国際社会学部の龍 歩未さん

話し手である
東京外国語大学国際社会学部の龍 歩未さん

  1. 東京外国語大学、その国際社会学部について、その特色を説明してください。
  2. 東京外国語大学は、人々の共生に寄与し、グローバルな課題に取り組む人材の育成を目指しています。国際社会学部では、高い言語能力とともに、国際的な視野と地域に根差した視点の両方を養います。
  3. 大学ではどのようなことを学んでいますか。
  4. 私はアフリカ地域を専攻し、アフリカの国々が抱える問題とその現状や、国際社会とアフリカ地域の関係性、文化や伝統などについて学んでいます。
  5. 自身の大学の学長(就任する直前の副学長)に、学内環境系サークルの仲間と一緒にインタビューして、大学のサイトに記事が掲載されたそうですね(該当記事のリンク先は https://www.tufs.ac.jp/tufstoday/topics/research/25020601.html )。どのような問題意識でインタビューに臨みましたか。
  6. 学内環境系サークルにおける学長へのインタビュー企画の様子。写真中央のマスクをしている女性が本人。
    開発を進めることが絶対に正しいという考え方が強調されがちですが、一方で環境や人道など様々な面で問題を引き起こしています。アフリカでも人口増加に伴う開発と、豊かな自然や文化の保護との両立が議論される中、「持続可能性」について考えを深めたいと意識していました。
  7. そのサークルではエココンサートを開催したそうですね。
  8. 学内環境系サークルでエコな取り組みを発信するエココンサートの様子
    環境問題への意識向上を目的とし、東京外大のカーボンニュートラル計画や日常のエコアクションについてスピーチを行いました。噴水でエコに涼を取りながら、音楽サークルに楽曲を演奏してもらい、学生の皆さんに地球環境のことを考えるきっかけを提供しました。
  9. 一方、NGO団体にも所属し、フィリピンで教室建設活動に取り組んでいるそうですね。サークルや龍さんの役割、そして資金源はどうなっているのですか。
  10. インカレNGO団体のフィリピン教育支援における教室建設活動の様子。右から2番目の人物が本人
    学生NGO ALPHAは、教室建設活動やオリジナル授業により、フィリピンの義務教育の充実化を現地と共に図っています。私は現在、企業協賛局リーダーを務めており、助成金事業への申請や協賛企業の獲得に取り組んでいます。団体では街頭募金やイベントでのグッズ販売も行っていますが、資金集めには苦労しています。
  11. 専攻するアフリカに関心をもったきっかけ、そして研究の方向性を教えてください。
  12. アフリカの教育問題に携わりたいと思い、アフリカ地域専攻を志望しました。学びを深める中で、その多様性や文化に惹かれ、アフリカの持つ可能性に注目しています。現在は伝統医療や農業に関心があり、それらの知見が日本の社会問題にどのように役立てられるか考察を深めたいと考えています。
  13. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
英国留学で歴史学の少人数討議や学芸員指導を体験
  • 話し手|答早稲田大学国際教養学部 3年 I.Mさん(匿名希望)
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
早稲田大学国際教養学部 3年 I.Mさん

話し手である
早稲田大学国際教養学部のI.Mさん。
留学先の英オックスフォード大学の入学式の日に、制服を着て大学のシンボル的建築物の前で撮影

  1. 早稲田大学国際教養学部では、どのようなことを学んでいますか。
  2. 早稲田大学国際教養学部はグローバルな視点でリベラルアーツ教育を行っており、自身の興味関心に合わせてさまざまな学問分野を英語で学べます。私は歴史学を中心に専攻し、ヨーロッパ史や文化史などの講義を受講しています。加えて、興味に合わせて哲学や言語などの授業も履修し幅広く知識を深めています。ペルシャ語のような珍しい科目や、他大学の美術大学の講義を受講するなど大学の多様なリソースを活用しています。
  3. 1年間留学していた英オックスフォード大学では、どのようなことを学びましたか。グループワークの活動内容について、写真の解説を含めて教えてください。
  4. 留学先の大学でのプレゼンテーションに備えて、図書館でグループワークしている様子
    留学先の大学での伝統のディナーにて、留学先の仲間との写真
    英国では主にヨーロッパの中世・近代史を学びました。講義中心の日本とは異なり、教授と学生1〜3人の少人数のディスカッションが中心でした。授業に備えるために同じ専攻の学生と史料を読み込み、レポートを準備しながら互いの意見を共有して勉学に共に励んでいました。
  5. 歴史についての教授と学生のディスカッションはどのようなものですか。
  6. 例えば19世紀ヨーロッパ史の授業では、民族や言語を基盤に国家を築く国民主義の概念について学び、その思想がどのように社会に影響を与えたのかを、先行研究や一次資料をもとに考察し議論しました。自分の意見を述べると、教授からは政治や文化など新たな切り口からの分析を促され、先行研究への理解をより深く理解できる助言をいただきました。
  7. 学びが大きい科目では、どのようなことが印象に残っていますか。
  8. 文化史の授業での実技的な学びが印象的でした。大学美術館で学芸員の方から彫刻や版画の研究技法を直接指導していただきました。例えば彫刻であれば実際に手に持って観察をすることで材質や劣化具合を確認し、どのように作られ使用されていたのかを推定します。版画の場合は、版ごとのプリントを比較することで地域や年代の共通点や相違点を見つけられる点が興味深いです。
  9. 歴史学研究の方法や進め方、重点の置き方、成果についての考え方などで、日英の違いをどのように感じましたか。
  10. 海外ではアウトプットが重視され、自分なりの解釈や意見を発信することが評価される環境にあります。また、ジェンダーやアイデンティティなど多様な視点が積極的に取り入れられていることで、主体的かつ柔軟な学びが推進されていると感じました。
  11. 卒業後の目標について教えてください。
  12. 歴史学で培った分析力と、留学で得た英語力・国際感覚を活かして社会に貢献できる人材になりたいです。
  13. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
物理学を学び、ロケットサークルで子供たちと科学の魅力を共有
  • 話し手|答東北大学工学部 3年 I.Sさん(匿名希望)
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
東北大学工学部 3年 I.Sさん

話し手である
東北大学工学部 3年I.Sさん

  1. 東北大学工学部を選んだのは、どのような理由でしたか。
  2. アメリカで発見されたBlue whirlに興味を持ち、火炎をはじめとした流体に関する研究をものづくりに活かしたいと考えました。そこで、日本で唯一、流体研究に特化した研究所を持つ東北大学を志望しました。
  3. そのBlue whirlとはどのようなもので、どんなところに魅力を感じるのですか。
  4. 竜巻と火災の組み合わせから発生する「火炎旋風」の研究の中で、偶然発見された燃焼形態です。正八面体を回転させたような形状であり、そのきれいさと燃焼効率が良いという点に、炎の奥深さと魅力を感じました。
  5. 東北大学工学部では、どのようなことを学んでいますか。
  6. 機械の設計に関する力学・構造的なことや、材料の特性、宇宙探査の技術、電気・熱の特性、機械の制御の仕方、プログラミングなど、物理学を中心とした幅広い分野を学んでいます。範囲が幅広いだけに大変ですが、将来専攻する分野に直接関係がなくとも、分野にこだわらず初めて学ぶ概念を理解するうえで、幅広い分野の知識が役に立つことが多いと日々感じています。
  7. 学びが大きい科目では、どのようなことが印象に残っていますか。
  8. 例えば宇宙工学という授業では、無重力下で機械が目的を達成するための制御であったり、国際宇宙ステーションへのドッキング(結合)の難しさであったりと、高校までの授業では扱わない新鮮な知識を得ることができました。
  9. 大学3年生の夏まで所属していたロケット製作・打上サークルでは、どのような活動をしていましたか。
  10. サークルでは年に2回、1~2mのロケットを300~3000mの高度まで打ち上げます。私は主に、近隣の小中学校にて宇宙教室を開催する、社会事業活動の部門を取りまとめていました。ロケットに搭載したカメラの映像を視聴し、子供たちとモデルロケットやペットボトルロケットの製作・打上を体験します。
    中学生に向けたモデルロケット教室を行なっている様子
    中学生たちとの写真は、実際に火薬を使い、高度100mほど飛ばす「モデルロケット」の教室で、サークルの説明をしている様子です。火薬を扱うので、ロケットが飛ぶ仕組みや安全に関する講習を行います。 小学生たちとの写真は、一緒にペットボトルロケットを製作している様子です。子供たちはみんな意欲的で、時には「ロケットの羽の数が違うとどうなるか」や「他の人と違う形の部品に改造するとどうなるか」といった疑問を持ってきてくれます。
    小学生に向けたペットボトルロケット教室を行なっている様子。赤っぽいズボンを履いているのが本人
    子供たちに宇宙や科学、ものづくりに興味を持ってもらうきっかけを作ることは、子供たちだけでなく、保護者やボランティア、そして私たち大学生にも有意義な取り組みだと考えています。
  11. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
法曹目指し研究会で議論、海の家の代表として組織運営に注力
  • 話し手|答慶應義塾大学法学部 3年 M.Aさん(匿名希望)
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
慶應義塾大学法学部 3年 M.Aさん

話し手である
慶應義塾大学法学部 3年M.Aさん

  1. 慶應義塾大学法学部で法曹を目指して学んでいるのですね。どのような学部で、どのようなことを学んでいますか。
  2. 慶應義塾大学法学部には、政治学科と法律学科があり、それぞれ約600名の学生が所属しています。私は法律学科です。入学して2年間は民法、刑法、憲法などの基本的な法律を学びました。3年生では研究会に所属し、より発展的な議論に取り組んでいます。法律学科内の3〜4割の学生が法曹志望かと思います。
  3. ゼミではどのように活動していますか。
  4. 現代社会の問題と密接に結びついた民法の判例を題材として、その結論が社会に与える影響や結論の妥当性を議論しています。法曹志望の人もそうでない人も含めて活発に意見交換をする中で、自分とは異なる意見にハッとさせられることが多く、非常に刺激的な環境です。2025年9月には、総勢25名で2泊3日の夏合宿を行いました。合宿では勉強をお休みして、那須の自然を大満喫しました。遊びも勉強も全力で、メリハリをもって活動しています。
  5. 新設サークルの代表を務めたそうですね。どのようなサークルですか。
  6. 大学の仲間と運営し、代表として経営した海の家
    海の家を設計する時点で描いた厨房内の図面
    慶應義塾の学生だけで海の家を経営することを活動目的とした、海の家のサークルです。2025年1月に設立され、私は2月に参画しました。貢献度が評価され、5月に代表を任されました。
  7. その海の家のサークルを運営するうえで、大変だったことは何ですか。
  8. 海の家の2025年夏の最終営業日の夜、運営メンバーとの記念写真。仲間にはマスキング処理をしているが6人が写っている。
    今年が初めてのサークルということで、スキームの構築に苦労しました。サークルの活動内容や組織構成の決定など、どうしたら140人のサークルメンバーを巻き込めるか考えました。
  9. その海の家の1年目の運営を終えて、学んだこと、今後に生かせることは何だと思いますか。
  10. 私たちの海の家の経営にとって、「人が財産である」ということを学びました。私自身、辞めたいと思う度にサークルメンバーに支えてもらったからこそ、完遂できました。接客業は属人的な業務だと思います。サークルメンバーの人柄を気に入ってくださり、営業期間中何回も足を運んでくれるお客様もいらっしゃいました。
    私が理想とする組織は、「頑張る意味が仲間にある」組織です。2026年は運営メンバーから外れますが、運営を今後担う学生が互いに信頼関係を築いて、コミュニティに新たな価値を創造できるように、このサークルの発展に尽力できたらと強く望んでいます。
  11. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。

 

インタビュー
[第2期]

大学内外で生命科学を研究、高校生の学び支援やインターンも
  • 話し手|答慶應義塾大学(学部は非掲載)2年 S.Aさん(匿名希望)
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
研究所の外観

研究所の外観

  1. 免疫学をはじめとする生命科学に興味をもっているそうですね。それはどのような学問で、その学問に興味をもったきっかけは、どのようなことでしたか。
  2. 身近に食物アレルギーを持っている人がいました。小さい頃から、その様子を見ていて、どうしたら治るんだろうって純粋に思ったのがきっかけで、アレルギーに興味を持ちました。アレルギーのことを調べていくうちに、免疫学の面白さに惹かれ、さらに生命科学全般にも興味をもつようになりました。
  3. 大学、そして大学以外でも研究活動をしているそうですね。何を研究しているのですか。
  4. 免疫が好きなので、免疫の研究がしたいと思っていたのですが、せっかく研究するなら、システム生物学と掛け合わせた面白いことをしたいと思いました。システム生物学とは生命現象をシステムとしてとらえて、その動作原理などを理解する学問です。そこで、現在は理化学研究所などで、システム生物学と免疫学を掛け合わせた研究をしています。先生や研究員のご指導のもと、細胞や、マウスなどの動物を用いた実験の計画と実施、得られたデータの分析などを進めています。純粋に面白いだけでなく、応用につながる研究に意味があると思い、病気の治療につながるものを見いだせたらと思っています。
  5. 生命科学に関連した学会に参加しているのですか。
  6. その分野のプロフェッショナルな研究者の方々のお話を聞ける貴重な機会だと思っています。自身の研究について口頭発表・ポスター発表したこともあります。まだまだ分からないことだらけのため、自分の発表がない時でも、東京近郊で開催されていたら聞きに行こうと心がけています。
  7. 高校生向けの合宿セミナーの運営にかかわっているそうですね。どのようなものですか。
  8. 数学、物理、化学、生物、地学など、様々な科学に興味を持っている高校生に、もっと面白い科学を知ってもらう機会を提供するために、合宿セミナーを運営しています。40年以上前から開催されている歴史あるセミナーで、私自身も高校生の頃に参加し、大きな影響を受けました。
  9. インターン活動の内容、そして研究活動との関わりがあれば、教えてください。
  10. エンタメ系企業でのインターンでは、サステナビリティやクリエイティブに関わる活動をしています。エンタメが好きなので、生命科学とエンタメを掛け合わせたものを提供できないかなと日々考えております。直接的に研究に直結しないかもしれませんが、様々な人に生命科学の面白さや重要性を知っていただく機会を作るためにも、クリエイティブは欠かせないと思います。
  11. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
英語・中国語を学び外国人と交流、米国留学も準備
  • 話し手|答神戸大学経営学部 2年 C.Yさん(匿名希望)
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
C.Yさん

話し手である
神戸大学経営学部のC.Yさん

  1. 神戸大学、その経営学部について、よく知らないという方に向けて、大学や学部の特色について説明してくださいますか。
  2. 神戸大学は、関西の景勝地としても有名な六甲山の中腹に位置する総合大学です。経営学部は「旧三商大(一橋、大阪公立、神戸)」として長らく経営学・商学の研究に寄与してきました。1年生では、経営学・会計学・市場科学という基本を学び、2年生以降はファイナンス・マネジメントなど具体的な科目を学びます。私は3年生からファイナンスを専攻し、論文を完成させる予定です。
  3. 学びが大きい科目では、どのようなことが印象に残っていますか。
  4. KIBER(Kobe International Business Education and Research)プログラムという交換留学プログラムの一環で、2025年に1年間、米ワシントン大学に留学する予定です。2年生からファイナンスやアントレプレナーシップについての英語による授業も受講し、留学を準備しています。特に、ファイナンスの授業はイギリスの銀行で25年の実務経験をもつ教授から、理論と実践を統合させた大きな学びを得ています。
  5. 3カ国語を活かした仕事に関心があるそうですね。日本語以外は、どのように勉強していますか。
  6. 英語を学んでいる様子
    英語に関しては、主にオンライン英会話でスピーキング力の向上を図り、毎日30分間ネイティブの先生と日々のニュースについて議論しています。2024年夏までは参考書を用いた学習でIELTSを受験し、Overall7.5(TOEIC 換算で970~990点)を取得しました。中国語に関しては、インターナショナルスクールでの9年間の勉強を忘れない程度に、中国語字幕でドラマを見ています。2025年の春~夏に中国語検定準1級を取得すべく準備するつもりです。
  7. 神戸という街で、外国人とどのような場面で交流していますか。
  8. 神戸大学に来ている留学生をサポートするチューターのアルバイト活動を通した交流が多いです。地元の大型コンベンション施設で開催されるイベントのスタッフとして活動するなかで、様々な国の方と交流する機会も得ています。中華街や教会、モスクなど様々な文化が共存している神戸だからこそ多様なバックグラウンドを持つ人々と交流できます。
  9. バンド活動の写真を提供してくれました。PRしてください。
  10. 軽音サークルでメタルバンドをカバーしたライブの様子
    2つの軽音サークルに所属しながら、ミクスチャーロックのオリジナルバンドでも活動しています。月3回ほど出演するライブに向けて、週4回のスタジオ練習と日々の自主練習に励んでいます。メタルやパンクといった激しいジャンルの魅力を120%伝えられるような演奏を目指して頑張っています。
  11. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
「科学の演奏家」を目指し、自主ゼミや科学研究に熱中
  • 話し手|答京都大学理学部 2年 林佳代子
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
林佳代子さん

話し手である
京都大学理学部の林佳代子さん

  1. 京都大学理学部で学んでいますね。理学部をよく知らないという方に向けて、どのようなところか、説明してくださいますか。
  2. 京都大学理学部は、数学や化学、生物学など、自然科学全般を幅広く学べる所です。専攻が正式に決まるのは2回生が終わる時点ですが、私は生物学専攻を希望しています。必修科目が少なく、時間割の自由度が高いため、自分の責任で、自分の好きなように学べる点が特色です。
  3. 自主ゼミでは、そして研究では、どのような活動をしているのですか。
  4. 自主ゼミの様子。この回は概日リズムに関する卒業研究のデザインの検討を行った。
    研究の様子①:酵母に熱ストレスを与える実験を準備中(写真手前が本人)。
    研究の様子②:データを解析中。
    自主ゼミは週に1度、友人たちと実験デザインを勉強しています。初めの頃は『生命科学の実験デザイン』を教科書として、個体間のばらつきや、結論に影響を与える排除すべき因子などについて議論し、きちんと結論を導ける実験をデザインするための基礎を学びました。教科書を終えてからは、実際の論文をもとにそのデザインを精査したり、自分たちの気になる問いに対する実験を考えてみたりといった練習をしています。
    研究では、酵母をモデルとして、DNAの立体構造の面から活動のメカニズムについて調べています。気持ちの良い結果が出ないことも多いですが、ラボの方々とのディスカッションで新しい視点が開けた時などはとても嬉しいです。自分の頭で計画を立てたり考察したりできる部分を増やしていけるよう奮闘中です。
  5. 小論文や面接で挙げていた「科学の演奏家」は聞き慣れない言葉でした。どのような意味でしょうか。
  6. 「科学の演奏家」は、私が生物学者の岡田節人氏の本で出会った言葉です。作曲家が生み出す五線譜上の無機質な記号がみんなのための文化になるには、演奏家による創造行為が欠かせない、同じことが科学にも言えるという考えを表す言葉です。私は高校生の時に、先生や本といった「演奏家」に恵まれたことで生物学の魅力に引き込まれ、毎日がより楽しくなりました。将来は、そういったワクワクを社会に届けられる人になりたいです。生き物に対する感動を届けることは、人々の生活や心を豊かにし、平和な世の中をつくっていく一助になる力を持つと信じています。
  7. 高校生のためのサマースクールの運営にかかわっているそうですね。どのようなものですか。
  8. サマースクールの様子①:最終日に花道をつくって高校生の見送りをしている(写真左が本人)。写真提供:サマースクール実行委員会。
    サマースクールの様子②:参加した高校生や大学生スタッフから、最終日に寄せ書きをしてもらった、思い出のオリジナルTシャツ。
    石川県小松市で行われた、1週間の日英バイリンガルサマースクール運営に関わりました。プログラム前は、高校生の選考やセミナーの準備、Tシャツ等グッズの準備を主に行いました。プログラム期間中は、たくさん悩みながら他の運営大学生と一緒に目の前の高校生たちの思いに精一杯向き合う中で、自分自身に対する理解も深まりました。学部生の間は、勉強も課外活動も積極的に行うことで、自分が何を面白いと感じるのか、何を大切にしたいのかといったアンテナを磨く期間にしたいと思っています。
  9. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
ゼミや広告代理店、母の会社で、実践的に経営を学ぶ
  • 話し手|答立教大学経営学部 3年 新井るみあ
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
新井るみあさん

話し手である
立教大学経営学部の新井るみあさん

  1. 立教大学経営学部では、どのようなことを学んでいますか。ゼミの活動についても教えてください。
  2. 私は立教大学経営学部で、英語を使って経営について学んでいます。授業では、プレゼンテーションやビジネスプランの作成といった実践的なスキルの習得を重視しています。また、ゼミ活動ではメディアゼミに所属しており、動画制作やポッドキャストの配信、SNSのネットワーク効果とビジネスの関係性について学んでいます。
  3. 学びが大きかった科目では、どのようなことが印象に残っていますか。 eco検定に合格したのは、大学と何か関係があるのですか。
  4. eco検定合格証
    最も印象に残っているのは、サステナビリティについて学ぶ授業です。この授業では、企業の利益追求と持続可能性の間に存在する矛盾について学び、ビジネスを地球全体の広い視野で考える重要性を感じました。この授業を通じて自身の知識不足を痛感し、eco検定の受験を決意しました。合格自体が目標ではなく、持続可能な開発に向けた日本や世界の取り組みについて学ぶことに重点を置いています。
  5. インターンシップではどのような活動をしていますか。経営学と関わりがありますか。
  6. 広告代理店でインターンシップを経験しました。この会社では主にインフルエンサーマーケティングを行っており、メーカーから依頼された商品をどのように「バズらせる」かについて、日々マーケティングの戦略を練っていました。大学で学んだ消費者行動論やグループワークでのスキルは、実際のインターンで役立ち、学んだことを実践に活かすことができたと感じています。
  7. お母さまが経営する会社を支援しているそうですね。どのように支援しているのですか。
  8. 母は食品加工販売会社を運営しており、私はその支援としてSNS、特にInstagramの運用を担当しています。週に一回以上、ショート動画を撮影し、編集して投稿することで、商品の魅力をより多くの人に伝えることを心掛けています。
  9. 今は2024年8月からスウェーデンの大学に留学しているのですね。どのような成果を目指していますか。提供してくれた写真の交流会はどのようなものでしたか。
  10. 留学先の授業の様子
    留学先の交流会の様子
    ビジネスに関連したサステナビリティを学ぶために留学しました。さらに、学生団体に参加して自主的に学びを深めるつもりです。また、他の留学生は英語が非常に流暢であり、自分も英語力向上に努めています。写真は、寮の管理会社主催の、300人以上の学生が集まる大規模なオリエンテーションイベントです。我々留学生の歓迎会であり、同じ寮に住む留学生同士で交流し、親睦を深めることができました。
  11. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
動物倫理や環境問題を学内外で深く学んで実践
  • 話し手|答国際基督教大学(ICU)教養学部 3年 河野朋佳
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
河野朋佳さん

話し手である
国際基督教大学教養学部河野朋佳さん

  1. 国際基督教大学(ICU)は、独自性のある私立大学ですね。よく知らないという方に向けて、大学の特色について説明してくださいますか。
  2. ICUは、リベラルアーツ教育を基盤にしています。リベラルアーツとは、特定の専門に偏らず多様な学問を学び、幅広い知識と批判的思考力を養う教育スタイルです。教員1人あたり学生数が17人という少人数体制です。
  3. 英語による授業が多いのですか。英語について、どのような工夫をしていますか。
  4. 専任教員の3人に1人は外国籍であり、英語による授業も多いです。母語が日本語である1年生に必修の「リベラルアーツ英語プログラム(ELA)」では、「異文化コミュニケーション」や「生命倫理」といったテーマを扱い、文献を読み、議論し、小論文を作成します。自分の意見や疑問を英語でどう表現するか考えてから授業に臨むことにより、授業でのディスカッションが弾むと同時に、英語のアウトプット練習にもなります。
  5. 動物倫理に関する社会問題にアプローチしているそうですね。どのような活動をしているのですか。
  6. ELAのリサーチライティング(RW)クラスで、国内のペットの生体販売問題をテーマに論文を執筆し、その背景や深刻さを学びました。学外では、動物愛護法改正に向けたシンポジウムに参加。専門家から動物たちの現状や改正に向けた取り組みについて学ぶ貴重な機会でした。今後は保護施設を訪れるなど、現場での活動にも取り組みたいです。
  7. 学内エコアクション促進企画について4枚の写真を提供してくれました。この企画の背景や内容、実施にあたり工夫したことや成果について教えてください。
  8. 同大学の学内エコアクション促進企画(ICU Sustainable Cookie Project)のポスター
    上記の学内エコアクション促進企画に関する河野さんへのインタビュー記事(出所:クオンクロップ株式会社のInstagram投稿)
    同大学の学生団体「ICU Plant Based」と学内エコアクション促進企画とのコラボイベントの料理教室で調理したプラントベースのスコーン
    コラボイベントで調理したスコーンの、インターン先で行ったスコアリング結果。一般的なスコーンと比較して、本スコーンはGHG(温室効果ガス)排出量を約40%削減(出所:クオンクロップ株式会社)
    2023年から参加している環境系ベンチャー企業(クオンクロップ株式会社)でのインターンを通じ、食と環境問題のつながりを実感しました。そこで、教授や総務部など学内関係者と連携し、同期の学生とともに、「温室効果ガス排出量を約7割削減したクッキー」を学内で販売。講義でのプレゼンテーションやSNSを通じた情報の発信で、高価格に見合った価値を訴求しました。環境に関心が薄い人に伝わるように、ポスターではおいしさやかわいさをアピール。4カ月間の販売実績の748枚は、エアコン722時間分の温室効果ガス削減に相当します。購入理由のアンケート結果は、約6割が「環境にやさしい」ことでした。また、2024年5月には学生団体「ICU Plant Based」とコラボし、プラントベースのスコーン作りワークショップと「食と環境」のセミナーを開催しました。
  9. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。

 

インタビュー
[第1期]

全授業を英語で学び、地域連携サークルで多様な経験
  • 話し手|答国際教養大学国際教養学部 梅ヶ枝 桜
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
梅ヶ枝 桜さん

話し手である
国際教養大学国際教養学部梅ヶ枝 桜さん

  1. 国際教養大学は、知る人ぞ知る、特色ある公立大学ですね。よく知らないという方に向けて、大学の特色について説明してくださいますか。
  2. 国際教養大学は文字通り、「国際的な教養」を身につけることを目指した学校です。すべての授業が英語で行われ、学生は社会学、経済学、心理学、環境科学など幅広い分野を学ぶことができます。交換留学制度があるので、留学生との関わる機会も多くあります。
  3. 大阪出身の梅ヶ枝さんが秋田の大学に進学しようと思ったきっかけは、どのようなことですか。
  4. 国際教養大学が秋田にあったからです。公立大学で唯一、英語で授業を行い、また、リベラルアーツを極めて重視しています。費用を比較的抑えることができ、世界を視野に入れた学びを得られる点が魅力的でした。元々自然が好きだったので、秋田県の自然に触れることも楽しみでした。
  5. 地域連携サークル「会う輪」の活動について、3枚の写真を提供してくれました。1枚ずつ、どのような場面なのか、また活動の楽しさについて説明してください。
  6. 1農作業の様子
    2秋田県を地盤とするJリーグのプロサッカークラブのホームゲーム会場で開催された、県内の複数の大学生が企画・実行した学園祭(ソユスタ学園祭)で、出店している様子
    3古民家を改修している作業の様子
    会う輪は、秋田の地域の方との交流を目的としたサークルです。1枚目の写真は、農作業のお手伝いとして、冬に向けた準備となる牧草集めをしたもの。2枚目は、ソユスタ学園祭にて、藁を使った、フィンランドの飾り「ヒンメリ」や地域の果樹園のリンゴジュースを販売したもの。3枚目は、古民家改修のお手伝いで、壁を作るための木を切ったときものです。県内の多くの地域の方々と談笑し、多様な経験を得られるのがとても楽しいです。
  7. 学業について伺います。すべての授業を英語で実施、受講しているそうですね。英語で学ぶ苦労、予習や復習を含めて取り組む際の工夫には、どのようなことがありますか。
  8. 事前知識のない分野の授業では、英語で専門用語を理解するだけでなく、概念なども英語で理解する必要があります。特に哲学の授業は苦労しています。日本語で調べて理解を深めたり、授業後に教授に質問したりしています。
  9. 学びが大きかった科目では、どのようなことが印象に残っていますか。
  10. Community Developmentの授業では、地域やコミュニティが抱える問題や取り組みを学びます。フィールドワークを通して、講義や書籍、ネット情報からではわからない問題や苦労を学べます。地域発展に取り組むには、地域のことを深く知ること、多くの経験を得ることが大事だということが学べました。
  11. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
農業の実習、海外でのインターンや政府交流事業で活動
  • 話し手|答明治大学農学部 M.Mさん(匿名希望)
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
明治大学農学部 M.Mさん

話し手である
明治大学農学部M.Mさん

  1. 明治大学農学部で学んでいますね。農学部をよく知らないという方に向けて、どのようなところか、説明してくださいますか。
  2. 農学部は、微生物から植動物に至るまで、人類に関わる生き物全般について取り扱う学部です。農学はもちろん、農芸化学、生命科学など幅広い分野の研究・教育が行われています。私はいわゆる農業経済学に分類される「食料環境政策学科」にて、食料問題や環境問題を中心とした、農業が抱える社会問題について学んでいます。
  3. 学びが大きかった科目では、どのようなことが印象に残っていますか。
  4. 「農場実習」という科目における、大学が保有する農場での農業体験が最も印象に残っています。畑での野菜の栽培はもちろん、水耕栽培や自分たちで収穫した作物を使用した加工実習等も行いました。里山実習では、落葉掃きで集まった落ち葉を利用した堆肥を見学し、持続可能なシステム導入の大切さを学びました。
  5. 農作業の写真を提供してくれました。これはどのような活動、場面ですか。
  6. 1農家さんのお手伝いの様子
    大学の「ファームステイ実習」という活動でスナップエンドウを収穫している場面です。山口県の農事組合法人にて、一週間ほど農作業を手伝いました。農家の方々と寝食を共にし、様々な対話を重ねたことで、農業・農村の実情について深く学べたと思います。
  7. ベトナムでのインターンシップに関するプレゼンテーションの写真を提供してくれました。これはどのような活動ですか。
  8. 2ベトナムでのインターンシップに関するプレゼンテーションの様子
    ベトナムの大学における一カ月間のインターンシップを終えた後に、その成果等をまとめて同国中部にある第三の都市ダナンでプレゼンテーションを行っている様子です。私はベトナムの食文化を、ベトナムの大学に留学してきた海外大学生に紹介するための資料作成や、留学生がベトナムで参加できるボランティア団体の情報収集等を担当しました。普段大学で学んでいる学問に関連した業務も多くありました。インターンシップ先の企業の上司とは、オンラインと対面を併用し、英語でコミュニケーションを取りました。
  9. 日本・韓国青年親善交流事業の代表青年としての活動の写真を提供してくれました。これはどのような活動ですか。
  10. 3内閣府主催の日本・韓国青年親善交流事業の代表青年としての活動
    文化紹介の一環として、日本の民謡を紹介している様子です。日本・韓国青年親善交流事業とは、両国の青年相互の理解と友好の促進を図ることを目的とした日韓両政府による共同事業です。15日間、日本代表青年として韓国に派遣され、ソウルや様々な地方を巡り、地球環境、文化、教育、社会福祉等の各種施設、先進企業を訪問しました。また、韓国代表青年との交流やメディアの日韓比較などに関するディスカッションも行いました。
  11. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。
宇宙産業従事を目指して鳥人間サークルや学業に精励
  • 話し手|答東京理科大学 創域理工学部 宮原 大知
  • 聞き手|問学奨財団理事長 村中敏彦
宮原 大知

話し手である
東京理科大学 創域理工学部宮原 大知さん

  1. 東京理科大学は、理工系の私立大学ですね。よく知らないという方に向けて、大学の特色について説明してくださいますか。
  2. 東京理科大学は1881 年に創立された歴史ある大学です。実力を備えた学生のみを卒業させるという実力主義をモットーとしています。夏目漱石の小説「坊つちやん」で、主人公が通っていた大学としても有名です。2015 年には日本の私立大学としては初めてノーベル賞受賞者を輩出しました。研究力に優れていると評価されています。
  3. 宇宙産業に携わることを目指して学業に取り組んでいるそうですね。宇宙に関心をもつきっかけは何でしたか。
  4. 宇宙に関心を持ったきっかけは小惑星探査機「はやぶさ」のニュースを目にした時です。プロジェクトに携わった方々の熱意をテレビ越しに感じ、宇宙という未知の世界に挑む仕事に憧れを持ちました。無限の可能性を秘めた宇宙に携わるうえで役立たない学業はありません。理工系を中心に幅広い科目に熱心に取り組んでいます。
  5. では、学業で印象に残っているのは、どのようなことですか。
  6. 学問がどのように社会に貢献しているのか知った時の感動です。例えば、微分積分です。高校では計算方法だけ理解するという方が多いでしょう。私は大学に入って、建築や電磁気、果ては経済学に至るまで、微分積分が様々な場面で必要になることを実感でき、それ以来、街中の建造物や日用品の見方が変わりました。
  7. 鳥人間サークルの活動について、多くの写真を提供してくれました。1枚ずつ、どのような写真なのか、説明してください。
  8. 1鳥人間サークルで製作している翼
    2胴体にプロペラを取り付けて、回転試験を行った場面
    3翼完成品の写真、駆動部分(ギヤボックス)
    3完成した機体を後ろから撮影
    3実際に組み立てた機体を走らせる滑走試験を行う瞬間
    1枚目は翼の写真です。2枚目は胴体にプロペラを取り付けて、回転試験を行ったときの写真です。3枚目はプロペラの回転とパイロットのペダルの回転を紐づけるギアボックスというパーツです。4枚目は完成した機体を後ろから撮った写真です。5枚目は実際に組み立てた機体を走らせる滑走試験を行う瞬間の写真です。滑走試験では部員たちで機体を押して全力で走ります。設計は自転車に乗って後ろから追いかけ指示を出します。5枚目の写真で自転車に乗っているのが私です。
  9. 宮原さんは鳥人間サークルでのような役割を担っているのですか。
  10. 設計という役職です。計画を立て、仲間たちに製作、組み立てなどの指示を出します。外部施設を利用する際の手続きや他団体との交流など外交面の仕事、人間関係面の配慮なども重要な仕事です。飛行機製作を通して、組織で最も重要なのは良好な人間関係であると学ぶことができました。人が自然と集まるような空間を作ることが組織を作る第一歩だと考えています。
  11. 鳥人間サークルで大きなニュースがあったそうですね。
  12. 鳥人間コンテスト2024に出場することが2024年3月に決定しました。7年ぶりの出場です。これほど間隔が空いたのは、コロナ禍による部員減少や技術継承の失敗があったためです。私が入部した当時、部員は2年生のみ、1年生は私だけでした。飛行機製作はもちろんですが、過去の運用方法を知るためにOB・OGの皆さんに協力をお願いしつつ、同時に部員や新入生がサークルに定着してくれるような取り組みなども必要で、とても苦労しました。それだけに、今回の出場決定はとてもうれしかったです。
  13. 学奨財団での交流は何か役立ちましたか。
  14. 自分1人で仕事をさばききれず、人事面がおろそかになっていた頃に、学奨財団の交流会に参加し、企業ではどのようなマネジメントをしているのかという質問を軸に、学奨財団の皆さんと会話しました。そこでは、部員の私に対する従順度と組織に対する影響力によって仕事の割り振り方を変える、名前だけでもいいから役職に就かせる、といった提案や助言をいただきました。これらの実践で、マネジメントの方針が明確になり、仕事を迷わず割り振れるようになり、心理的負担感が減りました。役職をつけた途端、急にサークルに来てくれるようになった人が何人もいました。学奨財団の最大の強みは就活や就職後に生かせる助言を得られることだと思いますが、私の等身大の悩みも親身に聞いていただけます。大学生のうちに対等に大人とコミュニケーションを取れる場は想像以上に貴重なものだなと実感しました。
  15. ありがとうございました。今後の学生生活がより充実したものとなるように期待しています。