学奨財団

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学奨財団を研究対象とした学術論文に関するお知らせ(適宜更新)

2023.09.16

(9月16日)〇学術論文の口頭発表として採択
 日本マーケティング学会 カンファレンス2023
https://www.j-mac.or.jp/conference/
におけるオーラルセッション(口頭発表)の一つとして、学奨財団を研究対象とした学術論文が採択された(査読を通過した)と、著者の岡田直也氏から9月15日夜に連絡を受けました。
 9月16日に、同学会サイトを閲覧したところ、下記サイトにて、
https://www.j-mac.or.jp/oral/dtl.php?os_id=422
奨学金財団のブルー・オーシャン戦略と青年期以降のボランティア参加動機の検討
― 国内の給付型奨学金の中でも一線を画す,学奨財団の事例を用いて ―
と題する論文の要約やキーワードを確認することができました。
 要約の後半では、
「学奨財団がマーケティング戦略により,奨学金領域のブルー・オーシャンを創造していく可能性があること, VFI尺度から青年期以降のボランティア参加動機として, ValuesとSocial,次いで,Understandingが強い動機になることが明らかになった。
非営利の社会問題解決型の組織におけるマーケティング戦略と人材組織の在り方に新たな知見を示すことができた。」
と記載されています。
 なお、VFI尺度とは、「Volunteer Functions Inventory」の頭文字を略した言葉で、ボランティアの機能、参加・活動動機について定量的把握を意図する研究上の尺度のことです。
 学奨財団の役員等は、アンケート調査への回答などに協力しました。
 この学術論文の採択により、学奨財団の活動が、学術領域でも貢献できる可能性を示しました。