学奨財団

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学奨財団を研究対象とした学術論文に関するお知らせ(適宜更新)

2023.11.23

(11月23日)〇論文が公表
 学奨財団を研究対象とした学術論文(フルペーパー)のPDFファイルが、以下のサイトから、閲覧・ダウンロード可能となったことが、11月22日に公表されました。
https://www.j-mac.or.jp/oral/dtl.php?os_id=422
https://www.j-mac.or.jp/oral/fdwn.php?os_id=422
 ご関心ある方は、ご一読ください。

(10月30日)〇10月29日(日)の学会発表で質疑応答を実施
 学奨財団を研究対象とした学術論文は、日本マーケティング学会 カンファレンス2023
https://www.j-mac.or.jp/conference/
におけるオーラルセッション(口頭発表)14として、10月29日(日)13:10~13:29の枠で、法政大学S603教室で、予定通り発表され、その後半で2つの質疑応答が実施されました。
 コメンテーターの奥瀬喜之氏(専修大学 商学部 教授。日本マーケティング学会理事)からの質問は「ブルー・オーシャン戦略と、ボランティア参加動機という2つの論点の関係」について問うものでした。「他の奨学金財団と差別化されたブルー・オーシャン戦略は戦略として高く評価できるものの、絵に描いた餅になっていないか、オペレーションを回せているのかを検証する意図があった」という趣旨が返答されました。
 もう一つの質問はNPO(非営利団体)の運営者から「自身が運営する団体は資金調達に苦労している」との背景が説明された後、「学奨財団の資金調達の手法の実効性」を問うものでした。「立ち上げから10年分の奨学金相当資金は創設者が用意したうえで、運営資金は協賛社/賛助会員や寄付者の資金でまかなっている。多くの有識者に応援メッセージを寄せてもらい財団サイトで情報発信する、資金提供者が奨学生と交流する機会を設けるなど、資金提供者とのコミュニケーションを工夫している」という趣旨が返答されました。



(10月7日)〇10月29日(日)13:10から学会で発表
 学奨財団を研究対象とした学術論文が、日本マーケティング学会 カンファレンス2023
https://www.j-mac.or.jp/conference/
におけるオーラルセッション(口頭発表)14として、10月29日(日)13:10~13:29に、法政大学S603教室で発表されると、同学会サイトで公表されました。
 発表者は岡田直也氏(イオン株式会社)、コメンテーターは奥瀬喜之氏(専修大学 商学部 教授。日本マーケティング学会理事)です。


(9月16日)〇学術論文の口頭発表として採択
 日本マーケティング学会 カンファレンス2023
https://www.j-mac.or.jp/conference/
におけるオーラルセッション(口頭発表)の一つとして、学奨財団を研究対象とした学術論文が採択された(査読を通過した)と、著者の岡田直也氏から9月15日夜に連絡を受けました。
 9月16日に、同学会サイトを閲覧したところ、下記サイトにて、
https://www.j-mac.or.jp/oral/dtl.php?os_id=422
奨学金財団のブルー・オーシャン戦略と青年期以降のボランティア参加動機の検討
― 国内の給付型奨学金の中でも一線を画す,学奨財団の事例を用いて ―
と題する論文の要約やキーワードを確認することができました。
 要約の後半では、
「学奨財団がマーケティング戦略により,奨学金領域のブルー・オーシャンを創造していく可能性があること, VFI尺度から青年期以降のボランティア参加動機として, ValuesとSocial,次いで,Understandingが強い動機になることが明らかになった。
非営利の社会問題解決型の組織におけるマーケティング戦略と人材組織の在り方に新たな知見を示すことができた。」
と記載されています。
 なお、VFI尺度とは、「Volunteer Functions Inventory」の頭文字を略した言葉で、ボランティアの機能、参加・活動動機について定量的把握を意図する研究上の尺度のことです。
 学奨財団の役員等は、アンケート調査への回答などに協力しました。
 この学術論文の採択により、学奨財団の活動が、学術領域でも貢献できる可能性を示しました。