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成績証明書読み取りソフトを試行
2025.08.01
学奨財団は、成績証明書の読み取り業務を簡素化するために、技術開発パートナーとして教育系AIスタートアップ企業「株式会社Nuginy」の協力を得て、AIやOCRの技術を用いて同社が開発した成績証明書読み取りソフトを試行しました。
合格者が自己申告する成績データ(GPごとの単位数とGPA)を、提出された成績証明書と照合するために、これまで、成績証明書に記載された情報を目視と手元での計算による作業を実施し、多大な時間・工数を要していました。
このたび、3期生の成績証明書読み取り業務において、該当ソフトのプロトタイプ版の適用を開始しました。
次回、成績証明書の読み取り業務を行う2026年春(成績優秀者を表彰するための基礎データを取得する)までに、今回の試行を踏まえたソフトの改善に、Nuginy社とともに取り組む予定です。
同社は学奨財団の理念に共感し、このソフトを無報酬で開発しました。
なお、成績証明書のデータは機密情報、個人情報であると認識し、当財団のプライバシーポリシーに基づいて、適正に管理するとともに、同社とも機密保持契約書を締結しております。